目の前にいる激可愛い猫(いやだがこの小さい猫耳人間は猫なのか!? ……うん、可愛いからどうでも良いや!)は何なのだろうと衝撃に固まっている氷堂カズマ君ですこんにちは。だがしかし問題がある、オレが超威嚇されてるってことだ!
うんーオレ別に怪しい人じゃないよーそりゃいきなり目の前に現れれば警戒するだろうけどさぁうんオレ絶対悪いこととかしないし、君のその爪で引っかかれたら泣く自信あるからさぁだからさぁ……うん。

「なあ、」
「近付くな!」

取り敢えず誤解が解けたら良いな! と期待を込めて踏み出したオレの一歩は拒否られた。近付くなって、近付くなって……! 人が周りに寄って来ないと思ったらそうか動物もか! あっはっはっはこりゃ愉快こりゃ愉快! ……チキショーーーー!!!(覚えてろ、覚えてろよ! オレ絶対泣くからな……!)










猫田










ぶわっと膨れてて毛が逆立った尻尾。ぴょこんと頭の上に乗っかった耳。触りたい。撫で回したい。抱きしめたい。のに警戒されてるオレどんまい。と言うか、何か漫画のキャラに似ている気がするんですがそれはオレの気のせいですかそうですか。……神田ユウに、見えるけどなぁ……。

「近づくな!」

みぎゃあ! って感じで神田(仮)がオレに叫ぶ。いや、猫だからむしろにゃんだ?

「ユウ? どうしたの?」

と、そこに何やら女の子がやってきた。ユウ……ユウってこの神田(仮)?
首を傾げて神田(仮)を見るとどうやら当たっていたらしく、女の子の方を見て「!」と女の子の方へ走っていった。
……そんなに、そんなにオレが嫌いか!

「えっと、あなたは?」

神田(仮)を抱っこして、女の子がオレにそう問いかける。
え、オレ? そー言えばオレ、何でここにいるんだっけ? えっと……そうだ、何か気付いたらここに立ってたんだった。うん……ここどこ?

「もしかして、迷子か何かなの?」

思考の海に身を投げていたオレに、女の子がそう尋ねる。
迷子? ……迷子……そうか、オレ迷子なのか! いやぁ、あっはっは! こんな簡単な答えが出ないだなんてどうかしてたなオレ! もう20過ぎてるのに……あーっはっはっは! ……20過ぎて迷子かよ……っ!
取り敢えず「うんそうだよー」と返そうとしたのだが何やらこう、恥ずかしい? みたいな。
だってだってだって! いい年こいた男が迷子って! 女の子には言えない! 恥ずかしい!
だがしかし! 黙っているままで現状を打破できるわけもなく……オレはちゃんと頷いた。首を縦に振った。……グッバイ・オレのプライド……!

「えっと、なら……とりあえず、うちに来ますか?」

ウェルカム・オレのエンジェル!
捨てる神あれば拾う神ーって奴か! これが! オレのプライドを代償にオレはエンジェルを召喚したのかオイ! 取り敢えずその腕の中の神田(仮)がすげぇ勢いで威嚇して来てるんですがもうそれも気にならない!(嘘ごめん気になる! うわーんオレ何もしてねぇだろーっ)

……いやぁうんでも本当にここ、どこ?












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猫田と書いてにゃんだと読んで欲しい乙女心。(無理だ!)
ヒロインちゃん、ディフォルト名で失礼しますた!
と言うか尻切れトンボと言うかなんと言うか……すいません!

荵さんに捧げます……!
やっぱりあのにゃんだの可愛さが出ませんですた!



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「×××で何が悪い。」のみづきりんさんからいただきましたー!

に ゃ ん だ !(大興奮)
まさか、あのチャットのあのノリでこんなに素敵なにゃんだとカズマ君を書いていただけるなんて…!
相変わらずマイペースで苦労性なカズマ君が愛しくてたまりません。

調子こいておねだりしちゃってごめんなさい、大好き!!
(※カズマ君はデフォルトでお送りしています。ほら、次回があった時のために…ネ!(笑))