転校してきて最初の生徒会の時、三双萩先輩という会長を見て真っ先に思った。


……派手だ。


何がどうとかじゃなくて、存在が派手だ。
あの存在感は、何かもう只者じゃない。
しかも美形だし。




…………うん。




関わらないこと、決定。
平々凡々の、しかも一介の生徒である私の平穏ライフに、あの人が関わってくるとは思えないけれど。
君子危うきに近寄らず、だ。


「ルカー?行くよー」
「あ、うーん」


友達に呼ばれて返事をすると、最後にもう一度三双萩会長をちらりと見る。
……うん、やっぱり近づかないのが吉。