「いただきま   
「それ、の国の風習?」
な ん で い る の 。







「リディ……私、帰りたい」
「駄目よ、そんなこと言ってまた食べないつもりでしょ」

にっこりと笑うリーマスの正面でこんなことを言う私達も私達だけど。
他に空いてるところがあるんだから、そこにいけばいいのに!

必死に念じてみても通じるはずもなく、ものの見事に針のむしろは続行された。


、もう食べないの?」
「駄目だよ、君は細いんだからもっと食べないと」
「背も伸びねぇぞ。ただでさえチビなんだから」
「余計なお世話だ!!」


あれこれと食べ物を私のお皿に突っ込んでくるけど、もうお腹一杯なんだってば!


「ところで、自己紹介がまだだったね」
「本当に今更だよね。ていうか、私はあなた達を知ってるから、自己紹介なんていらないけど」
「僕らはのことをよく知らないよ!というわけで」


ジェームズはそこらの女の子だったら瞬時にノックアウトしそうな笑顔を浮かべて、小首を傾げて私の顔を覗き込んだ。

「僕はジェームズ・ポッター。我らが主席さ!」
「僕はリーマス・ルーピン。監督生なのは知ってるよね?」
「僕はピーター・ペティグリュー。よろしくね」


「……」
「ほら、シリウス!」
「いって!」

どべしとジェームズにはたかれて、シリウスが渋々こちらを見る。


「……シリウス・ブラック」


「それだけかよ!」
「当たり前だろうが!!」

私達そっちのけで口論してるよ、この人達。


「……行こっか」
「そうね」
「どこに?」
「ヒィ!」


い、いいいいきなり横から顔を出さないで……!(いつの間に!?)(さっきまで正面にいたよね!?)


「り、寮に帰って授業の準備しなきゃ」
「まだ時間は平気だよ?」
「私、準備に時間がかかるの」


何とかごまかして寮に逃げ戻ると、ようやく人心地ついた気がする。


、大丈夫?」
「あんまり……」
「あなた、目立つのものすごく嫌がるものね……」

よしよしと頭をなでられて、思わずほろりとしかけてしまった。


「リディぃ……」
「よしよし、よく頑張ったわ」


これからどうなるんだろう、よくあるお話みたいに、女の子達からいじめのオンパ
レードをうけるんだろうか?



絶対 嫌 !



、あんまり一人で出歩かないのよ?あいつらにつかまったらとんでもないことになるから」
「うん」

子供扱いされてるとか、今はそんな低次元の言い争いをしてる場合じゃない。
リディの顔をまっすぐ見て、重々しくうなずいた。
その決意が実を結べばよかったんだけど……。